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いきいき菜園生活

「ストック」の栽培について

2017年01月 Vol.178

栽培特性

花には芳香があり、切り花として広く栽培されています。

日本では秋に種をまいて春に花を楽しむ「秋まき一年草」として扱うのが一般的です。

栽培のポイント

  • 日当たりの良い場所で管理します。
  • やや寒さに弱く、霜に当たると枯れてしまいます。軒下や室内の日のよく当たる窓際に置いたり、露地植えの場合は防寒用の資材を掛けて霜に当たらないようにしましょう。

種まき

  • 8月末~9月末頃、種まき用土を敷いた育苗箱などを準備。
  • 筋まき、ばらまき、どちらかで播種し、覆土は種が隠れる程度にします。
  • 土が乾燥しないようにし、発芽するまで風通しのよい日影で管理します。
  • 発芽後は適度に間引きし、日当たりのよい場所へ移動させます。
  • 本葉が7~8枚になったら鉢植えや地植えなどに植え替えます。

水やり

  • ストックは過湿を嫌うので、乾燥気味に育てます。鉢植えの場合は植え付け時にしっかりと水やりを行い、その後は土の表面が乾いたら水を与えるようにします。地植えの場合は、長い間乾燥が続くようなら水やりを行います。
  • 夕方の水やりは徒長(茎や節間がのびる)原因となるので控えます。

鉢植え

  • 鉢植えは5号鉢に1本の割合で鉢底石、土を入れて植え付けます。

地植え

  • 事前に土を掘り起こして平らにならし寝かせておき、15cm~20cmの間隔で植え付けます。

肥料

  • 元肥として、完熟堆肥(10m2に20kg)、苦土石灰(10m2に1.7kg)を土に混ぜ起こしておきます。
  • 定植前に緩効性の化学肥料(10m2に600g)を土に混ぜておきます。
  • 追肥が遅れるとボリューム不足となりますが、早過ぎると根に障害がでるため、葉や花の色が薄いと感じた時には、液体肥料(200倍~300倍)を散布してください。

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