JA京都

2008.03 Vol.72




●購入場所●
京阪神の大手スーパー、
百貨店、小売店

 
資材の消毒、養液の交換を徹底し品質の安定を図る

 養液栽培には湛液型(DFT)と薄膜型(NFT)があり、ここではEC(肥料濃度)や水温に幅をもたせることで季節ごとの調整がしやすい湛液型を用いています。養液栽培の特長の一つに回転の早さがあります。夏場で約2か月、冬場でも約3か月で収穫出来、各コンテナで時期をずらしながら栽培することで通年出荷を可能にしています。

 

 ねぎはもともと虫や病気に比較的強い野菜です。ここは無菌状態なのでまず心配はありませんが、万が一雑菌が混ざると、養液が循環式なこともあり、一気にまん延してしまう危険性があります。雑菌被害に加えて連作障害も未然に防ぐために、サイクルごとの資材の消毒、さらに月に1度のコンテナ内の養液の交換は欠かせません。

 

 丹波高原ねぎは通常に比べて“クセ”が少なく、どんな料理とも好相性!ひと味違うねぎを一度お試しください。

 
有限会社オアシスランドによる養液栽培

 平成4年の「農村地域ふるさと生活圏整備事業」、翌5年の「農業構造改善事業」を受けて有限会社オアシスランドが設立され、75アール、3人による本格的な養液栽培が始まりました。当初からねぎの養液栽培では府内最大規模を誇り、昨年の実績は出荷量36トン、売上高約3000万円でした。養液栽培の利点はサイクルが早いことと、栽培環境をコンピュータで管理することで年間通して一定量を出荷出来ること。その反面、電気代や灯油代、肥料代、施設管理費等の諸経費が通常よりもかかってしまう難点もあります。出荷先の市場や生協等からは高評のため、今後は施設の管理・運営にかかる費用の削減、生産者とJA の共同での販路拡大、需要時期の見極めが必須課題といえます。



●種まき ●発芽、緑化
●育苗、定植

●収穫

 

 

撮影協力:
ヒロコクッキングスクール

(西山寛子さん)
京の産品図鑑のおすすめ一品では料理風景をムービーでご覧頂けます。ムービー再生にはWindows Media Playerです。
インストールされていない方は右のアイコンからダウンロードお願いいたします。
福知山市ヒロコクッキングスクールさん直伝

 

蒸し鶏と丹波高原ねぎたっぷりの
ゴマソースサラダ

 

●材料(4人前)
 

●丹波高原ねぎ 1/2束→輪切り
●鶏胸肉 1枚 
●太目もやし 2/3袋→湯通し
●レタス 120g→1?幅のザク切り
●キュウリ 1本
●長芋 150g
●トマト 小1個→5mmの角切り
●ショウガ 1片→細切り
●ピーナッツ 大さじ1〜2
(A)塩、コショウ、酒、各少々、ショウガの皮、丹波高原ねぎぶつ切り
(B)当たりゴマ 大さじ2、砂糖 大さじ2、濃口しょうゆ 大さじ3、酢 大さじ1、ゴマ油 大さじ1.5、ニンニク、ショウガ各すりおろし、ラー油少々、マヨネーズ少々

 

 

●作り方
 
(1) 鶏肉は観音開きにし、(A)を乗せてラップをした後、電子レンジ(600W)で約1分半入れそのまま冷ます。
(2) キュウリは肉叩きやすりこぎ等で軽く叩き、縦4つ切りにして2cmの長さに切る。長芋も皮をむき、ピーナッツもそれぞれに叩いてみじん切りにする。
(3)

皿にレタスと冷めたもやしを広げて置き、(1)を少し叩いてほぐしやすくしてから細めにほぐして乗せ、長芋とキュウリを置く。

(4) 細めの輪切りにした丹波高原ねぎをたっぷり過ぎる位に散らし、トマトも散らした上からマヨネーズを糸状に絞り、Bを合わせてかけ、(2)のピーナッツをふる。

柔らかくて香りの良い丹波高原ねぎをたっぷり散らした変わり棒々鶏(バンバンジー)です。今回はキュウリや長芋、ピーナッツなどを叩いて調理する手軽さ、楽しさ、そしておいしさを味わっていただけたらと思います。葉ねぎはビタミン各種が優れていますので、血液サラサラ効果や風邪、メタボリック症候群等の予防にも役立ちます。



丹波高原ねぎのココがすごい!

 

伴 みずほ先生
京都短期大学講師
(管理栄養士)

 丹波高原ねぎは九条細系を養液栽培した高品質の葉ねぎです。ねぎの香りは、タマネギやニンニクと同じですが、ニンニクのような強烈な臭気はないので生のまま刻んで薬味に好適です。特に丹波高原ねぎは土を使わず清潔なため、取れたてをそのままサラダにして食べることが出来ます。以前、九条ねぎやタマネギでふれたねぎの香りの成分である「アリシン」は、豚肉や卵黄、豆類のようなビタミンB1(チアミン)を多く含む食品と一緒に取ると「アリチアミン」となります。これは通常のビタミンB1よりも吸収率が良く、体内に貯えられやすくなり、ビタミンB1分解酵素による作用を低くするので、栄養素の吸収を高める良い取り合わせです。ビタミンB1分解酵素を多く含むあさり、しじみなどの貝類、つくしやワラビなどのシダ類、海老や蟹などの甲殻類、魚の内臓などと併用する場合は十分な加熱をおすすめします。

 

主な成分比較(野菜100gあたり)

  丹波高原ねぎ
(青ねぎ、葉ねぎ)生
白ねぎ
(根深ねぎ)生
カルシウム(mg) 54 31
鉄(mg) 0.7 0.2
β-カロテン(μg) 1,900 14
ビタミンK(μg) 94 7
葉酸(mg) 110 56
ビタミンC(mg)
31 11
五訂増補 日本食品標準成分表 参照

 

プリンタ出力用画面


JA京都のおいしいお米
JA京都の組合員になりませんか?
京野菜
京やさい料理帖
たわわ朝霧
たわわパン工房