JA京都

2005.08 Vol.41

 

タキイ種苗編


 
はじめに品質管理部の岸本部長よりご挨拶があり、品種改良や採種を行う世界各地の直営農場、品質管理システムなどを紹介したPRビデオを鑑賞。その後、同部の宮田技師に、種子の品質を支える中枢ともいえる「品質管理センター」を中心にご案内いただきました。
優れた特性を持ち、均一に無駄なく育つ健康な種を安定供給することがタキイ種苗の目標とのことでした。世界各国で生産された種が品種特性を発揮できるよう厳しい品質管理の下で徹底した品質チェックが行われています。

品質管理センター
発芽検査(シャーレ)

最適な発芽温度やロットごとの発芽温度の差などの検査を行います。
年間13万点の発芽検査がISPA(国際種子検査協会)の規定に基づいて行われています。検査データはバーコードにより一括管理されており、すぐに社内の各部署で活用されます。


発芽検査(培土)
200穴のトレーに100粒が基本。正常な苗であるかどうかをチェックし、その数を正苗率とします。本葉が1〜1.5枚出るまでを各品目で見るため10日〜4週間かかります。

シャーレでは安定しにくいマメ類やスイートコーンなどの品目は培土を使って発芽検査します。

どの検査室も温度や湿度の狂いがなく、365日いつでも全く同じ環境を再現できます。


生化学検査

F1品種の純度検定を生化学的に行っています。

種子に含まれるタンパク質やDNAを利用した電気泳動により短期間で検査することができます。
  実際の栽培で1ヶ月〜1年かかりますが、この手法なら2、3日で結果が出ます。このほか、主要産地の農家に栽培を委託してF1検定や品種の特性調査が行われています。

病理検査
世界的に認められている生化学・生物的手法に準じて、種に付着する病害の有無をロットごとにチェックしています。
輸出用は外部の検査を受けています。

生苗検査

実際の栽培に準じた生育苗での顕病率を検査します。
ここでも温度・湿度・光などの環境条件をいかに揃えられるかが勝負。トレーの土詰め機や冠水もなるべく機械を用いてブレが生じないようにしています。


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