2008.09 Vol.77


玄米(げんまい)に混(ま)ざっているもみ殻(がら)やごみを取(と)り除(のぞ)くのに使(つか)われた、風力(ふうりょく)を利用(りよう)した選別具(せんべつぐ)だよ。太鼓型(たいこがた)の丸(まる)い胴(どう)の内部(ないぶ)にある4枚(まい)の羽(はね)を回(まわ)して風(かぜ)を起(お)こし、その風(かぜ)の上(うえ)から少(すこ)しずつ穀物(こくもつ)を落(お)とすと、軽(かる)いごみやもみ殻(がら)は前方(ぜんぽう)の口(くち)(右写真(みぎしゃ
しん)(1))から外(そと)へ吹(ふ)き飛(と)ばされ、重(おも)い玄米(げんまい)は手前(てまえ)の口(くち)(右写真(みぎしゃしん)(2)、(3))から出(で)てくるという仕組(しく)みなんだ。

 
 
 牛(うし)や馬(うま)に引(ひ)かせて田起(たお)こしする時(とき)に使(つか)われた、小回(こまわ)りのきく犂(すき)だよ。中国(ちゅうごく)から伝(つた)わった頃(ころ)は、「唐犂(からすき)」と呼(よ)ばれていたんだ。    稲(いね)や麦(むぎ)の穂先(ほさき)を扱(こ)き落(お)とすのに使(つか)われた道具(どうぐ)で、名前(なまえ)の由来(ゆらい)は一日(いちにち)に千束(せんたば)も扱(こ)くことができたからだそうだよ。歯(は)は、写真(しゃしん)では鉄製(てつせい)だけど、もとは竹製(たけせい)が一般的(いっぱんてき)だったんだって。
 
 
 

 千歯(せんば)が進化(しんか)したのがこれ。踏板(ふみいた)を動(うご)かしながら、逆(ぎゃく)V字型(じがた)の針金(はりがね)の付(つ)いた円筒状(えんとうじょう)のこぎ胴(どう)を回転(かいてん)させて脱穀(だっこく)したんだね。

   お米(こめ)の量(りょう)を計(はか)る時(とき)は、枡(ます)が使(つか)われていたんだ。斗掻(とか)きで表面(ひょうめん)を平(たい)らにして、誤差(ごさ)のないようにしていたんだね。一斗(いっと) は今(いま)でいう約(やく)15キロだよ。
 

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