JA京都

2005.11 Vol.44

08 親イモのあんかけ
母から娘へ伝えられた我が家になくてはならない料理をスローフードとして紹介します。



 本業の自転車修理などの合間に時間を見つけては畑へ出かけるご主人。趣味とは思えないほど立派な野菜が次々に収穫され、福村家の食卓にはほとんど毎日のように保子さんお得意の野菜料理が並びます。今回の料理はそんな日常から生まれた一品。

  「炊き合わせやみそ汁など出番が多いサトイモと違って、親イモの方は食べなる人ばっかりやないんです。もったいないなぁ、食べたらおいしいのになぁと思ってね」。

  だし汁で煮た後に揚げるので、外はカリッと香ばしく、中はサトイモらしい食感と味。かなりボリュームがあって、副菜にするなら6分の1に切ってもよいくらいです。見た目にも珍しく、メインディッシュやパーティ料理にもなりそう。和風の味付けですが、ナイフ&フォークのほうが食べやすくて、なぜか気取った雰囲気も似合います。

  「煮崩れてもあんかけたら分かれへんし、大丈夫ですよ。あんの具を増やしたらもっと野菜をぎょーさん食べられます。お店で親イモを見かけることはあまりないのでサトイモで代用するのも良いですね」。

野田川町石川
福村 保子さん
二代にわたり自転車店を営む福村家に峰山町から嫁いで40年になる。2001年まで加悦谷学校給食センターに勤務。現在は、そのキャリアを生かし、一人暮らしの高齢者へ弁当を届けるボランティアにも携わる。趣味は陶芸や手芸など。
 
 
保子さんは生け花の先生でもあり、ご主人が育てた菊が家のあちらこちらに生けられていました。

福村家の親イモのあんかけ

材料(4人分)
親イモ1個、オクラ適量、ゴマ油少々、小麦粉、かたくり粉、揚げ油
A[合挽ミンチ200g、干シイタケ10g、タマネギ100g、ニンジン100g、タケノコ100g]
B[しょう油130cc、砂糖100g、みりん大さじ1、だし汁1リットル]

作り方
【1】親イモはくし型に4等分に切る。
【2】Bの調味料で形を崩さないように炊く。
【3】粗熱がとれたら小麦粉をまぶして揚げる。
【4】ゴマ油でAを炒め、(2)の煮汁を加えて味を整え、かたくり粉でとろみをつける。
【5】揚げたてのイモに(4)をかけ、茹でたオクラを添える。
煮崩れないように、煮汁を少し多めにして炊くこと。

 

炊いてあるので、さっと揚げる程度でOK

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