JA京都

2005.09 Vol.42

06 どぼ漬けとマグロのあえもの
母から娘へ伝えられた我が家になくてはならない料理をスローフードとして紹介します。


 手作りの料理を人にあげるのが趣味という温美さんは、新しいメニューを考えるのもお手のもの。料理法は帳面に書き付け、お嫁さんたちにも時々渡しています。

 「およばれに行った先で食べた料理にショウガを入れたら美味しそうと思ってアレンジしたのがこれです。ちょっと変わっとってええでしょう。お百姓さんやったら大抵キュウリやナスの※どぼ漬けしとんなるでしょうから、漬物を上げてくるだけですぐ出来ますよ。お講の時には主人が酒の肴にあれせぇ言うんでよく作るんです」。

 ご主人は温美さんの料理を方々に配るのも人を自宅に招くのも大好きで、10人程度の宴会はしばしば。そんな時にもよく作ってほしいと言われるのだそうです。春に行われる町一番の祭り、加悦谷祭りの日には鯖のそぼろをふんだんに使ったばら寿司とおこわを、主人が会長を務める会社の社員全員に手渡します。

 「料理屋みたいにずらーっと100個並べて、長男と三男のお嫁さんと一緒に詰めるんです。家族も多いですし、大量に作ることばかりで少人数の分量は分かりませんので、レシピの調味料は好みに合わせて調整してくださいね」。

※どぼ漬け=糠漬けのこと

 

加悦町算所
尾上温美さん
舞鶴市から嫁いで50年。本当は農業がしたかったという温美さんの趣味は家庭菜園と料理。サツマイモやチンゲンサイ、大根など家族が食べる野菜を栽培している。食生活改善推進委員を20年にわたり務めている。
 

尾上家のどぼ漬けと
マグロのあえもの作り方

材料(4人分)
マグロ200g、キュウリとナスの糠漬各2本、
土ショウガ1かけ、煎りゴマ少々

作り方
【1】沸騰した湯の中にマグロを1分間入れ、取り出して氷水につけ、布巾で水分をふきとる。
【2】【1】のマグロを5mmくらいの長方形に切る。
【3】キュウリとナスの糠漬けを半分に切り、さらに斜めに切る。
【4】土ショウガは千切りに。
【5】【2】〜【4】を混ぜ合わせて、ゴマをふる。食べる時にしょうゆをふりかける。
マグロは湯通しすることで見た目にも美しく、おいしくなります。表面の色が変わるくらいでOK

 

   

プリンタ出力用画面


JA京都のおいしいお米
JA京都の組合員になりませんか?
京野菜
京やさい料理帖
たわわ朝霧
たわわパン工房