JA京都

2009.03 Vol.84

48 大根葉の常備菜
母から娘へ伝えられた我が家になくてはならない料理をスローフードとして紹介します。



 そぼろや五目豆など作り置きのおかずがあれば、手早くバランスのよい食事を用意でき、何かと便利なもの。ご主人の半年にわたる入院中、病院へ毎日通う多忙な篤子さんを栄養面で支えたのも、普段から作っていたこの常備菜でした。

 

 「大根葉の常備菜をごはんに混ぜておにぎりにし、病院へ向かう途中などに食べました。スーパーの大根は葉っぱがないことが多いので、葉付きのものをいただいた時に作っています。せっかく栄養があるのにもったいないですからね」と篤子さん。たくさん作って人にあげるのが好きで、惣菜店を開きたいと考えたこともあるそうです。

 

 「年配の方も食べやすい惣菜の店をつくりたかったんです。食は一番大切なことですからね。食料が充分にはなかった戦後、調理師として生計を立てていた母は家でもいろいろと工夫して料理を作ってくれました。そんな姿に影響を受けたのかもしれません」。

 

 角野家の常備菜には、周囲の人々への気づかいと知恵が凝縮されていました。

 

宮津市上司
角野 篤子さん
昭和41年に同市内から角野家へ嫁ぐ。JA京都宮津支店女性部コーラスサークルに所属するほか、「宮津混声合唱団」など5つのコーラスサークルをかけもちし、月に10回以上活動している。スイミングスクールにも通う。
 
コーラスの会で使用している楽譜。
角野家の大根葉の常備菜

材料
大根葉500g、ちりめんじゃこ50g、炒りゴマ(白)大さじ1、オリーブオイル・ゴマ油各適量、酒大さじ2、砂糖小さじ2、しょうゆ大さじ2

作り方
【1】大根葉をさっとゆで、細かく刻む。
【2】熱した鍋かフライパンにオリーブオイルを引き、大根葉を炒める。
【3】ちりめんじゃこを入れて混ぜる。
【4】酒・砂糖・しょうゆの順に入れて味を付け、煮詰める。
【5】水分が少なくなったら香りづけにゴマ油を入れ、炒りゴマを混ぜて出来上がり。

 
・大根葉は生のまま炒めてもよいが、ゆでておいたほうが炒める時に水分があまり出ず、色も鮮やかになる。
・夏場はタカノツメを入れると辛くておいしい。
・薄めの味付けで冷凍しておけば、使用時に火を通して味を付けなおせる。
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