JA京都

2009.02 Vol.83

47 ゆずジャム
母から娘へ伝えられた我が家になくてはならない料理をスローフードとして紹介します。



 冬の里山をやさしく照らす太陽のようなゆずの実。旬に加工しておけば、その彩りや香り、ほろ苦さを年中楽しめます。絹子さんは晩秋から1月にかけて3回はジャムを炊きます。

 

 「毎年作ることを知っている人たちがゆずをくれてんですわ。昨年はあまりならなかったようですが、それでも『あんたが1ぺん炊く分くらいあるで取りに来なぁ〜』言うとくれてね」。

 

 トーストに塗ったり、ゆず茶にして楽しんでいます。絹子さんの所属するボランティアグループが開く高齢者を招いてのひなまつりにも、手作りのもてなし料理の一品として添えられます。

 

 「アルミカップに入れてお弁当に添えるとはし休めになりますし、ふたを開けた時によい香りがするんです。在所には大きなゆずの木があって、私のおばあさんになる人がゆずを1センチほどの輪切りにしてしょうゆで炊きよったんを覚えとります」。

 

 丹波富士「烏帽子山」のふもとには、ほっとするようなゆず料理が受け継がれていました。

 

福知山市榎原
牧野 絹子さん
昭和34年に同市内から牧野家へ嫁ぐ。JA京都福知山支店女性部の生活大学・手芸クラブの講師を務める。リサイクルや介護など地元のボランティアグループに所属し、積極的に活動を行っている。
 
古布をリサイクルした手芸品の数々。ケース入りのひな人形はひなまつりの行事で高齢者へ贈られます。
牧野家のゆずジャム

材料
ゆず1kg(中8〜9 個程度)、砂糖500g〜1kg(牧野家では600〜800g)、酒200cc、みりん200cc

作り方
【1】ゆずをきれいに洗い、水気をしっかり切る。
【2】ゆずを横半分に切り、種を出す。
【3】鍋の中にゆず汁を絞り入れる。
【4】中の袋は取り出して細かく刻み、皮は千切りにして鍋に入れる。
【5】【4】の中に砂糖・酒・みりんを入れ、弱火で煮詰める。時間は約40分。砂糖は3回に分けて入れること。

 
・最初は強火でもよいが、だんだん弱火にし、焦げ付かないよう混ぜながら煮る。
・冷めると固くなるので、少しゆるいくらいで火を止めること。煮詰めすぎたら酒かみりんでうすめて煮なおす。
プリンタ出力用画面


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