JA京都

2005.06 Vol.39

03 大豆とひじきの煮物

母から娘へ伝えられた我が家になくてはならない料理をスローフードとして紹介します。




 湯浅家の食卓に欠かせないのが大豆を使った煮物です。はつ江さん本人も「常備菜」として、ひじきを入れたり、季節ごとに具材をかえて作ります。「私がお嫁にきた頃は母が煮物をこしらえていましたが、味が濃いぃの! 昔は物が貴重やったさかいね、濃い味付けでなるべく大勢が食べられるようにしてたんやね」。
 はつ江さんの作る煮物は薄味が基本です。「たくさん食べたいさかいにね。『ちょっと水臭いなぁ〜』言うくらいがちょうど良いんです」。油あげや鶏肉を入れることで、コクのある味わいになるのだそうです。
 はつ江さんの作る大豆の煮物は、ご飯のおかずや酒のつまみにもぴったり! 盆や正月に帰省するお孫さんにも好評とのこと。「大豆は本当にかけっこみたいに足がはやいんです。これからの季節は2日くらいで食べきってくださいね」。
 大豆ははつ江さん本人が畑で栽培したもので、6月の種まきから10月の収穫までの作業をすべて1人で行います。「新しい豆が取れたらお豆腐も作るんです。大豆そのものの味がじわぁ〜っとしておいしいですよ。市販のものと比べると良くわかりますね」。
 豆腐以外には、定期的にJAの日吉支店に女性部で集まって、味噌や納豆も作っています。


日吉町木住
湯浅 はつ江さん
38年前に丹波町から嫁ぐ。大豆を栽培し、自家製の味噌や豆腐、納豆などを作っている。現在は、伝承グループ「さくらんぼ」を結成し、JA女性部の行事や資料館に出向いて、グループ員で昔ながらの家庭料理の普及につとめている。
 
我が家の大豆とひじきの煮物

材料(4人分)
ゆで大豆240g、芽ひじき(乾燥)15g、にんじん100g、
ごぼう100g、油あげ1枚(50g)
[調味料]
しょうゆ、砂糖、みりん、酒各大さじ2、
だし汁(昆布だし)3カップ

作り方
【1】ひじきは水で戻しておく。
【2】にんじん、油あげ、ごぼうは3センチの長さに細切りにしておく。
【3】鍋にサラダ油を適量入れ、大豆、ひじき、油あげ、にんじん、ごぼうの順に炒める。
【4】全体に油がまわり軽くしんなりしたら、調味料を入れる。汁気が無くなるまで炒め煮すればできあがり。 
※焦げ付かないように時々鍋を揺すること
(注)とろ火でじっくり煮ること
火のとおりが均一になるように野菜は同じ長さに切りそろえておくこと。

 

具材を油で炒めることで、味がよく染みるのだそうです。

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