JA京都

2006.05 Vol.50

14 福神漬け
母から娘へ伝えられた我が家になくてはならない料理をスローフードとして紹介します。



 「食べ切れなかったり、余った野菜を捨てたりするのはもったいないから塩漬けにするんですわ」という美波子さんは、京丹後市大宮町三重でご主人とともに米をはじめ、キュウリやハクサイ、キャベツ、トマトなどのハウス野菜のほか、メロンやスイカを栽培する専業農家。同地域は専業農家も多く生産グループ活動も盛んなところです。

 

 採れた野菜は、与謝野町(旧野田川町)などに売りに行くこともあるそうです。「みんな三重の野菜はおいしいわな〜と言うとくれます。ジャガイモも北海道で作んなったんみたいだと。化学肥料は使わんと有機栽培だからおいしいんでしょう」と美波子さんは嬉しそうに話してくれました。

 

 そんなお客様にサービスとして差し上げているのが、余った野菜で作った福神漬け。もちろん小谷家の食卓にも上がり家族にも好評で、ご主人の酒の肴にもなっています。

 

 息子さん夫婦や孫たちも喜んで食べてくれるそうで、また親戚にあげたり大阪に嫁いでいる娘さんが里帰りすると、必ず作りお土産に持たせるほど家族にはなじみのものとなっています。

 

 

京丹後市大宮町三重
小谷 美波子さん
大宮町奥大野から同じ大宮町三重へ嫁いできて50年。専業農家として、ご主人とともにお米や野菜作りを続けてきた。現在は地域の生産グループに入り漬け物作り、そして趣味の曹洞宗梅花流ご詠歌を近くのお寺で習い楽しむ毎日。

小谷家の福神漬け

材料
塩漬け野菜(絞ったもの)(4kg)
  大根、キュウリ、茄子、ニンジンなど
干し椎茸(12〜13枚)、生姜(120g)、ごま、赤唐辛子(少々)
調味料
醤油(1.8リットル)、砂糖(700g)、
みりん(180cc)、食酢(45cc)

作り方
【1】塩漬け野菜は小さく薄く刻む。
【2】材料は網袋に入れ水をかえて塩出しする。かたく絞る。
【3】干し椎茸は戻して薄く切る。生姜は千切り、赤唐辛子はみじん切りにする。
【4】調味料は、すべて鍋に入れ、沸騰したら材料を入れる。
【5】扇風機で手早く冷やす。それから生姜、ごま、赤唐辛子を入れよく混ぜる。
香りがよくなるよう干し椎茸を先に入れる。
調味料の配合は
正確にする。

 

 
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