JA京都

2005.05 Vol.38

02 「おいしい」って言ってもらえるのが最高の喜びです。

 知代さんが、自宅倉庫を改装して、手造り工房「うさぎ屋」を構えたのは今から4年前のこと。きっかけは「子どもたちの喜ぶ顔が見たいから」だった。そんな知代さんの焼くパンやケーキには地元の素材がふんだんに取り入れられている。町内にある本庄養鶏所の卵や丹後でおなじみのヒラヤミルク、他にも季節の野菜や果物が使われる。「えんどう豆のうぐいすあんを入れたあんパンや、新鮮なヨモギを練りこんだ食パンもおいしいですよ。ヨモギに関しては生だと香りが全然違うんですね! これからは自家製の米粉を使えればと考えているんです」。

注文があればシュークリームも作るとのこと。できたてをいただいたが、甘すぎないやさしい味がした。

 3人兄弟の真ん中の優香ちゃん(5才)と末っ子の康太くん(3才)もお母さんの焼くパンやケーキが大好き!
  「簡単にできるもんだと思っているみたいで、『○○食べたい』ってすぐに言ってくるんです」と少々困り気味の知代さんだが、まんざらでもないその笑顔がなんとも印象的だ。
  ケーキ教室も開いている知代さんは、こんなエピソードを教えてくれた。「生徒さんのご主人がたまたまスーパーの店長さんで、『うちの店にも手造りケーキを置かせて』と依頼が来たんです。人のつながりって大事にしたいですね」。
 自宅の裏山を越えるとプライベートビーチと呼んでも良さそうな海が広がっており、晴れて空気の澄んだ日には遠く越前半島まで見える。山あり、海ありの自然豊かな環境で暮らす大谷さん一家。「田舎は子育てにはいい所です。また、子どもが親になった時、今と同じように自然の中で安全なおやつやご飯を作ってあげてほしいと思います」。

自宅から歩くこと数分。目の前に広がる雄大な日本海。

 

伊根町大原
大谷 知代さん[42才]
結婚前は奈良市内での生活が長かった知代さんだが、今では自然に囲まれた伊根町の生活にすっかり馴染んでいるとのこと。現在は手造り工房「うさぎ屋」を営み、地元の素材を使った新商品を模索中。


工房前の畑にはミントが栽培されている。「私にとっては無くてはならない食材の一つです」。(知代さん)
プリンタ出力用画面


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