JA京都

2006.01 Vol.46

10 気取らない近所づきあいが
田舎のいいところ。

 

 丹後半島の真ん中に位置する弥栄町。そこで契約栽培の大カブを中心に金時ニンジンや壬生菜を作っている堀江さんご夫妻。大カブはJAの集荷場へ出荷され、検品の後、地元の漬物加工場へ納品される。また、JAの提案に応えて3年前から試験的に始めた金時ニンジンはこの辺りでの生産は珍しく、京野菜の生産地として認定されることを目指している。

 

 ご主人の勝彦さんは、元々は地元の鉄工所に勤めていたが、景気の低迷から仕事を辞め、平成6年から農業を始めた。

▲取れたての金時ニンジンをかじって見せる堀江さん。
 

 「生まれも育ちもここ。土にまみれて仕事をすることに抵抗はなかったです。農業は天候に左右され去年の実績があてにならない、本当に難しい仕事だと思います。その反面、作る楽しみや勤めていた時より時間が自由になることはいい」と話す勝彦さんだが、毎日決まった時間に起きずに済むはずが、同じ時間に起き作業に出かけられるようで、勤めていたときと労働時間は変わりない、若しくはそれ以上。ただ、夫婦揃って農作業をしているから、少しの用事ならいつでも奥さんに作業を任せることができる。その部分ではとても都合がいい。

 

▲毎日食卓に上がる自慢のお漬物と千枚漬け。
 

 農業を始めてから趣味のスキーをする時間も自由にとれる。すぐそばに小さいながらも市営の「スイス村スキー場」がある。雪が積もればそそくさと出かけて行く。こうした都合に合わせ時間を使える良さとは別に、田舎のいいところは、気取らない近所づきあいができることだとご夫婦は言う。「田舎は地域が狭い。だからコミニュケーションが簡単です。規格外の少しできの悪い野菜でも、ご近所にあげたりもらったり気軽にできるんです。こんなこと都会じゃなかなかできないですよね」。

 

 

 ささやかだけど、いきいきと田舎暮らしを楽しんでいる人がここにもいる。

 

 


●京丹後市弥栄町黒部
堀江 勝彦さん[47才]
農業を始めて10年余り。毎日作る喜びを感じながら農業を営む。



プリンタ出力用画面


JA京都のおいしいお米
JA京都の組合員になりませんか?
京野菜
京やさい料理帖
たわわ朝霧
たわわパン工房