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2012.04 Vol.121
 
有害鳥獣の
防除設備が完成


加悦支店

▲フェンスの接合部分を隅々まで確認

 全国各地で近年、野生鳥獣の被害が広域化・深刻化しています。鳥獣被害は生産農家の収入を減らし、不作付けや生産意欲の低下につながり、農業の衰退を招きます。
 国では、安心して農業ができる環境を整備するため、「鳥獣被害緊急総合対策」を実施しました。この補助を受け与謝野町で行われていた有害鳥獣防除施設設置事業がこのほど完了しました。


  

全国の農作物被害は約239億円


▲加悦支店生産課
課長 垣根 敏孝

 イノシシ、シカ、サル、カラス、ハトなど、戦後の山林開拓と狩猟により数が減少しましたが、この30年間で全国的に生息域が広がり、頭数も増えています。野生鳥獣の生息域が拡大する要因としては、(1)中山間地の過疎化が進み、人の活動が減って、獣類の生息に都合の良い耕作放棄地が増えた、(2)有害鳥獣を駆除するハンターが減少し、狩猟による捕獲が減った、(3)温暖化で降雪が減り、冬季のえさを確保でき、死亡率が低下した―などの理由が考えられます。


 その結果、全国の被害金額は約239億円にものぼり、そのうち7割はイノシシ、シカ、サルによるものです(平成22年度)。


 加悦支店生産課の垣根敏孝課長は「他の地域と同様、与謝野町でも近年、イノシシやシカの被害が深刻化してきています」と言います。

  

国の鳥獣被害緊急総合対策


▲雪の中で設置作業を行う地域の皆さん

 全国各地で野生鳥獣の被害が広域化・深刻化する中、国では安心して農業に取り組むことができる環境を整備するため、鳥獣被害防止対策を緊急的に強化する「鳥獣被害緊急総合対策」を実施しました。

 この対策は、「鳥獣被害防止対策の緊急的強化」、「県域を越えた広域的な取組等に対する支援」からなり、事業実施地区における事業効果(鳥獣による被害金額の低減等)310億円を政策目標に掲げています。

 与謝野町では平成23年度、この対策により設けられた「鳥獣被害防止総合対策交付金」から6070万円の補助を受け、そこに町の補助、地元負担を合わせて、約9600万円の事業費で侵入防止柵設置事業に取り組みました。加悦支店管内の与謝、後野、温江、加悦奥地域に加え、石川上地地区、石川川上地区、岩屋地区、男山地区に設置され、総延長は約40kmに渡ります。


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有害鳥獣の防除設備が完成 02


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新しい栽培技術を導入し伝統の「やまのいも」を守る
地域全体の作業受託を進め法人化を目指す
乾燥から出荷までの作業をJAが受託 日本を代表する黒大豆の産地を目指す
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休耕田と猿被害の克服へ 山ブキ栽培 新たにフキノトウの出荷も目指す
南丹地域を花のあるエリアに小菊の産地拡大を目指す
府内最大のメロン産地を誇る高品質の「琴引メロン」
伝統のトマトを、「樽」を使った新しいシステムで栽培
病気に強い早生品種「紫ずきん2号」を栽培
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聖護院かぶが「京のブランド産品」に
少ない棟数で回転数を上げ、京みず菜の出荷量を増やす
規格外品のだいこんを切り干しにして販売
九条ねぎを周年栽培 調製作業を一元化し安定供給を図る
毒性がなく人と土にやさしい蒸気土壌消毒を導入
広大なほ場を利用して良品質のビール大麦を栽培
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昔からの経験を生かし、多品種、高品質の種を作る
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小菊の産地拡大を目指し花の産地が新たにチャレンジ
遊休農地の解消に向け府内で初めて飼料用米を栽培
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京丹後市を茶の一大産地に
新規就農を進め、地域農業を守る「経営移譲」
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府内唯一のケイトウ産地の、生産拡大に向けた取り組み
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企業と農家が一体となってトウガラシの一大産地を育てる 02
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小学生が米粉パン作りに 挑戦食農教育の取り組み
京都府一の生産量を誇る久美浜町の黒大豆がブランド認証
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需要者ニーズに迅速に対応 加工用の花菜を栽培
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大型ほ場の効率活用が評価 農林水産省から表彰
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有害鳥獣の防除設備が完成