紅梅(こうばい)・山吹(やまぶき)・二藍(ふたあい)・檜皮(ひわだ)・蘇芳(すおう)…。古典にあらわれる色には植物の名から付けられたものが多いようです。浅葱(あさぎ)や萌葱(もえぎ)というのもあり、浅葱は空色、萌葱は薄い緑色のこと。どちらもねぎの葉の色から付けられました。枕草子や源氏物語にも登場する色ですから、もうその頃には京の都の周辺では、ねぎが作られていたのでしょう。

 江戸時代になって九条の辺りで品質の良いものが栽培されたことから、「九条ねぎ」の名が付けられたといわれています。他のねぎと同様、すき焼きや煮物などいろいろな料理に使われます。食欲をそそる香りは薬味にするとよく分かりますし、ぬた和えなら心地よい歯ごたえを楽しめます。

 

 

 

 

 

クジョウネギ[ユリ科]
長く柔らかい緑葉を食べる葉ねぎ(青ねぎ)の代表品種。関東の根深ねぎ(白ねぎ)とは好対象。葉の内部のぬめりがねぎ本来の甘みと柔らかさの秘密である。太ねぎと細ねぎの2系統がある。栽培の歴史は極めて古く、約1300年前の和銅年間に作られ始めたという記録があり、南区の九条付近で最も良いものが作られたのが名の起源。
(社)京のふるさと産品協会発行 「あなたに京野菜」より抜粋

京みず菜の連作障害対策と労働配分を目的に導入され、現在JA京都管内では南丹市八木町と丹後地区が主要産地です。主な品種は「黒千本」「小春」「小夏」です。九条ねぎは食材用途が幅広いため市場のニーズが高く、栽培履歴の記録、減農薬・有機栽培を徹底しながら安定供給に努めています。今後の課題としては、産地拡大に向けた新規生産者の確保などが挙げられます。

旬の時期 通年
産地 八木 加悦 野田川 伊根 久美浜
お問合せ JA京都本店営農部
TEL.0771-22-6985
レシピ一覧
うなぎと賀茂なすのまぜごはん

九条ねぎとみず菜のかき揚げ

何もつけんでも、ねぎの甘味と干しエビの塩気で充分食べられますよ。
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賀茂なすの鶏ミンチはさみ揚げ

九条ねぎのからし酢味噌あえ

ビールのおつまみにもお勧めです。
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うなぎと賀茂なすのまぜごはん

九条ねぎのクリームパスタ

九条ねぎは柔らかくて甘味、風味が良いのが特徴。今回はたっぷり使えるクリームパスタに挑戦してみました。
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うなぎと賀茂なすのまぜごはん

九条ねぎ焼き

九条ねぎは柔らかくてアクが少ないので、ねぎ焼きにぴったり。ビールのつまみや子どものおやつにもなります。とっても簡単に作れますよ。
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